0から10までをサポート。大規模ビルへの移転もスムーズに進める
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0から10までをサポート。大規模ビルへの移転もスムーズに進める
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日本クレアス税理士法人グループが、大規模ビルの一部区画へ入居するのは、今回が初めてだ。霞が関ビルの立地・知名度に惹かれて、この移転を決めた。最低でも10年はここで業務ができるよう、シンプルなデザインと拡張しやすい設計を求めていたという。「会計業界は成熟した産業ですが、その中で、弊社が成長してきた理由を挙げるなら“スピード感” に尽きると思っています。グッドライフの仕事にも心地よい“スピード感” があった。様々な業者の中からグッドライフに決めたのは、そこが大きかったですね」(日本クレアス税理士法人/株式会社コーポレート・アドバイザーズ グループ代表 中村氏)。
トータルコンセプトは「拡張性と見える化」。まずは33階の眺望を活かし、エントランスの開放感にこだわった。エレベーターを降りるとすぐに広がる開放的な空間でお客様をお迎えする。いずれ他のフロアや隣の区画へ増床した際、本部をここに残したまま拡張する可能性も考えて、デザインはシンプル。後から壁や床を変えたり、一部にアクセントを加えてもまったく違和感のない、懐の広い空間だ。「全体的にガラスを使い、外堀通りが気持ちよく見渡せる作りにしました。ただし、セキュリティーも考慮し、執務室を囲むガラスには、来客の目線の位置だけ擦りデザインを採用。景観を邪魔せず、だけど執務エリア側は丸見えにならないように配慮をしています」と、グッドライフのプロジェクトマネージャー・真名子氏は言う。
Point 01
長く使えるよう、隣区画への配慮や増員計画も見据えて
オフィス面積は約400坪。こだわりのひとつは、セミナールームだ。「大きな窓から国会議事堂を見下ろせる位置にあり、最大50~60名収容できます。お越しいただいたお客様にも、喜んでいただけているようです」(中村氏)。部屋を2つに区切ることができるよう、防音性が高く、ワンタッチで扱えるスライディングウォールを採用した。電動スクリーン・モニター・音響設備を設置し、スピーカーも部屋ごとに分けられる為、両部屋で別のセミナーを開催することもできる。隣接するテナントへの音漏れにも配慮して、壁の補強も行った。
「執務エリアは、数年後にもっと会社の規模が大きくなった時、オフィス内の壁などを動かさずにどれくらい増員できるかというレイアウト設計図もお出ししました。約80名の増員までは耐えられる予定です」(真名子氏)。数年、数十年先を見越した提案も、グッドライフの得意技だ。
また、什器や壁・床の素材選びにも時間をかけた。オフィス家具メーカーのショールーム、ライブオフィス、素材のショールームに加え、様々なオフィスを視察。イメージの湧きやすい実物展示によって、納得いく選択が出来たという。
Point 02
わずらわしい周辺業務はすべて、グッドライフがプロの目で対応
大規模ビルへの移転は、とにかく細かな調整が必要になる。ビル側の関係部署が多数あり、確認に時間がかかったり、必要書類が多くあることも特徴的だ。レイアウトを変更する度に避難安全検証が必要となり、壁の位置や素材などにも厳しいルールがある為、多くの制約をクリアできなければ話は進まない。「なるべくスピーディーに進める為、指定工事会社様にもご協力を頂きながら、常に前倒ししたスケジュール管理を徹底しました。ビル側と日本クレアス税理士法人グループ様の確認事項はその都度チェックリストにまとめ、後々齟齬がないように、図面・仕様書・議事録などもかなり丁寧に作りました」(真名子氏)。
追加の図面修正が出ても素早く対応できるよう、打ち合わせの直後にはいつもデザイナーの時間を押さえておくなど、社内の調整もぬかりなく進めた。お客様には、頭の中にあるプランを具現化することだけに集中していただきたい。その為に、他の作業はすべてグッドライフが引き取るのだ。
「移転までのスケジュール管理や進行、ビル側との調整など、多岐に渡る作業をすべて代行してくれました。1 言えば10 わかっていただけるので、打ち合わせも気が楽だった。採用や集客という点では、これからさらに新オフィスの効果が見えてくるはずだと期待しています」と、中村代表。今夏にはさっそく、増員に伴う初めてのレイアウト変更を行い、リスタートを切ったという。