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    株式会社グッドライフ株式会社グッドライフ

    Story

    とある若手営業担当者の話

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    一番の相談相手と
    なるために

    Episode2

    本当に実現したいことは何か

    新規のお客様から改修の問合せをいただき、本社オフィスにうかがった。天井は低く、壁で仕切られたフロアは窮屈で、全体的に閉塞感を感じたのが最初の印象だった。
    お客様に要望は「今のオフィスを改修したい」とのことだったが、さらに話を掘り下げて聞いた。すると、「社内全体の風通しを良くしたい」「事務所っぽさを抑えてもっとおしゃれな空間にしたい」「雑談から仕事アイデアを生み出せるようなスペースがほしい」と、次々と要望が出てきた。
    現状のオフィスではもはや実現できない理想論。現オフィスの改修というオーダーがふさわしいものか、頭の中で問題意識が起ち上がった。
    「いっそ移転しませんか」。思わず発した私の言葉に、担当者様は冷静にうなずいた。

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    お客様のリアルな
    「いいね!」がほしい

    移転先の決定は早かったが、引越しの期日から逆算すると工期は短い。そして要所であるデザインの検討段階では、細部にこだわりを見せる形となった。
    この新オフィスのポイントは私もよく理解していた。側面の窓に広がる並木通りだ。この景色はここで働く人の創造性を広げ、そして癒やしてくれるはずだ。広いスペースを作って、社員が集まるイベントもできるようにしたい。私の心はお客様と一致していた。
    デザイン提案のたびに、お客様の「これいいね!」の言葉をいただくが、さらに要望が積み重なってレイアウトはどんどん変わった。お客様のフィードバックは設計担当者の創造性を刺激する。図面の書き換えは、いつしか楽しい作業になっていた。

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    困難を乗り越えた先にあるもの

    新規物件への移転、こだわりの内装、造作の多い工事などで費用は膨らみ、お客様と見積書を挟んでのやりとりが続いた。了解を得てようやく工事段階へ。しかし工期はタイトで、あと2週間先に引越しを延ばしてくれたらと思っていた矢先、「あと2週間前倒しできないか?」と相談された。
    「お客様の一番の相談相手になろう」は、私たちグッドライフが掲げるバリューのひとつ。困っているのは、私たちではなく、常にお客様なのだ。
    引越しも無事終わり、期が変わったタイミングで、社内パーティーが催された。リフレッシュスペースに設置したバーカウンターではお酒も振る舞われた。「前の事務所では見られなかった光景だよ」と笑顔で話すお客様を見て、本当にやって良かったと私は思う。ここまでデザイン性の高い工事は初めてで、苦労は多かったが良い経験になった。いままで無数の課題があったことがウソのようだった。
    長年の夢が実現する、その瞬間に立ち会えることは、この仕事の醍醐味である。

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