眺望や空間を最大限に活かした、カラフルで明るいオフィス
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眺望や空間を最大限に活かした、カラフルで明るいオフィス
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幕張テクノガーデンの高層階。株式会社APT の会議室からは、東京湾に沈む夕日がよく見える。増床で手に入れたこの眺望を活かす為、レイアウトをフルリニューアルした。 いくつかの施工会社に見積を取り、グッドライフに決めた理由は、プランの精度だったという。「数社からプランを頂いた中で、グッドライフが一番弊社のことを考えてくださっていたんです。コーポレートカラーを活かしていたり、見やすい提案書を用意してくれたり、細かな気遣いも感じました」(APT 経営管理本部・T 氏)。
たとえばエントランスには、APTの商品である物流機器を展示したいという計画があった。実機を動かす為のレールを敷く案もあったけれど、実機が全長約9m もあり、それでは空間が狭くなってしまう。 そこでグッドライフが考えたのは、製品動画をプロジェクターで投影する案。投影する壁は白くし、床や天井にコーポレートカラーを散りばめることで、ブランディング効果も見込める。オフィスを出入りするときだけでなく、各会議室から製品動画が見えるのもポイントだった。
Point 01
内装や什器にこだわって、思い描いたデザインを実現
プロジェクトを進める中では、大きな困難もあった。今回は、既存フロアの隣フロアを新しく借りた増床計画。2 フロアの間には、当たり前だが壁がある。最初は予算の都合上、フロアを分断したままプランを練っていたものの、やりたいデザインを実現する為にはどうしても壁が邪魔になった。
「悩んだけれど、最終的には壁を取り払ってもらいました。でも、そのおかげで海を臨む会議室が作れたし、執務エリアも広くなって、とても満足いく出来です」(APT 取締役経営本部長・N 氏)。
また、これまでの暗い雰囲気を一掃するため、新しくカラフルな什器を導入。どんな素材や色を組み合わせて選べばいいか、グッドライフが様々なアイディアを出した。「什器だけでなく、壁の一部をカラフルに塗装してアクセントをつけるなんて案は、私たちだけではとても思いつきませんでしたね。こちらの要望に、いつもプラスαの提案をくれるんです」(同・N 氏)。
ちなみに、今後レイアウトや什器が変わってもオフィスのイメージがぶれないよう、床のタイルはシックな色に統一してある。
Point 02
親しみやすいプロフェッショナルでありたい
「グッドライフさんは壁がないので、何でも言いやすかったんです。ちょっと無理かもしれないことでも、とりあえず相談してみようかな、と思えました。いつ電話しても出てくれるし、弊社内の会議にもしっかり付き合ってくださる。みんなで一緒に残業もしましたよね」と、APT のS 氏が笑う。
途中から壁を抜く工事が発生したこともあり、予算はタイトだったが、工夫で乗り越えた。「お金をかけるところと削るところのメリハリを大切にしました。見た目の印象を決めるエントランスや、ガラスのパーテーションはきちんと良いものをセレクト。その分家具のグレードを少しだけ落としたり、シートではなく塗装で色を入れたり、コストを抑えられる部分はきっちり抑えているんです」(グッドライフ・プロジェクトマネージャー)。
こうしてできたオフィスは、とても評判がいい。「カフェのようにくつろげるリフレッシュエリアやフリーアドレスなど、社員の要望をたくさん取り入れているから、みんなのびのび働いています。『会社に入って、今が一番楽しい』なんて声も聞こえるほどです」(APT・T 氏)。家よりも長い時間を過ごす場所だからこそ、納得いくまで悩み、こだわって、居心地の良さを追求したい。その伴走を務めるのが、グッドライフのプロフェッショナルたちなのだ。