中長期的に心地よく働ける空間へ。すべての要望が詰まったこだわりのオフィス
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中長期的に心地よく働ける空間へ。すべての要望が詰まったこだわりのオフィス
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株式会社CINCが0からデザインしてオフィスを作るのは、初めてのことだ。業務拡大と人員増に伴って、中長期的に腰を据えられる場を作る必要があった。「複数社にコンペのお声がけをして、グッドライフさんが一番当社に寄り添ったご提案をしてくださると感じ、依頼を決めました。私たちの『エントランスはCINCらしく』『リフレッシュエリアは、カフェみたいにやわらかい雰囲気で』といった抽象的なオーダーに、具体的なプランや参考となる写真を提案してくださいました。イメージを深堀してくださったので、とても助かりました」と、CINCの移転担当者・K氏は言う。
オフィスに一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは大きな「CINC」だ。「社名に含まれた『3本のスラッシュ』に着目し、内装に取り入れました。斜めのラインが良いアクセントになっています」(グッドライフのプロジェクトマネージャー・菅原氏)。可動式のロゴサインは、撮影などに使いたいという広報からの要望通り。理想のサイズ感を探し出す為に、小さなデモ機を作って検証をした。旧オフィスから育てていたグリーンは、壁際に集約。プランターボックスには、シックなモルタル調が美しい左官材料・モルテックスを使っている。そうした建材や床材はコストを大きく左右する為、デザイン時からメリハリを効かせた選択を意識したという。
Point 01
仕事と休憩を行き来できる、心地よい空間
エントランスに続く会議室は、ガラスを多く取り入れて開放感を出した。各部屋のテーマカラーを床や壁に取り入れつつ、ごちゃごちゃ見えないようシンプルにまとめている。「圧迫感のある部屋では、来社されるお客様がリラックスできません。悪い印象を与えることのないよう、抜け感のある空間をオーダーしました」(K氏)。
執務エリアはスタンダードなデスクの島配置で、仕事をしやすく。島同士を離しすぎないことで、部署を越えたコミュニケーションも円滑になる。今後様々な社員が入社する可能性を踏まえて、車いすなどでも通りやすいよう、広めの動線を確保したのもこだわりの1つだ。
リフレッシュエリアは、そんな執務エリアの中央にある。仕事と休憩を行き来して、快適に働いてもらえるように考えたレイアウトだ。「インフォーマルな雰囲気を演出する為、執務エリアとは印象の違うブラケットライトを入れたり、天井を抜いておしゃれに仕上げたりしたのは、グッドライフさんのご提案ですね。壁のポップな模様も、私たちからは発想できませんでした。虎ノ門ヒルズのグリーンが目の前に広がっているカウンターは、座っているだけで気持ちがいいです」(K氏)。すでに、社員同士のおしゃべりを楽しんでいる人も、ちょっとした打ち合わせやeラーニングをしている人もいる。
Point 02
コストにメリハリを効かせて、イメージはそのままに費用を圧縮
オフィス規模にしては予算がタイトだった為、進行には様々なコスト圧縮案を取り入れた。照明のスイッチを新設せず、既存の位置で使うようにしてもらったり、費用がかさみがちなビル側の工事を一部引き取ったりと、地道な努力も多い。こうしたグッドライフの提案力+コストコントロール力によってこのオフィスは仕上がったのだと、クライアントは振り返る。「難易度の高いオーダーにも、菅原さんからは一度も『それは無理です』という言葉が出ませんでした。否定はせず、難しい部分をクリアする為の代替案を探してくださるんです。その中で什器や建材のグレードを下げることもありましたが、リーズナブルでも最適なチョイスをしてくれたおかげで、コストダウンを感じさせない仕上がりになりました」。
お客様の声
これまでも内外装や移転工事などを対応してきましたが、これまでで1番の仕上がりとなり、グッドライフさんには感謝しています。おかげで、すべての要望が詰まったオフィスが作れたと思います。