最も効率的で優しいオフィスの具現化
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最も効率的で優しいオフィスの具現化
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サンユウシビルエンジニアリングの前のオフィスは、会社の成長に伴い従業員も増え、すっかり手狭な空間になっていたという。 グッドライフが初めて訪問した時、移転先のビルはまだ検討中。まず現況から新しいオフィスの規模を見積もったり、想定レイアウトを作ったりと、出来る範囲でプランニングを進めていく。実際に移転先が決まったのは約1年後だったが、その時にはすぐに動き始められるほどの準備が整っていた。
「私が担当するオフィス移転は、初めての経験でしたが、準備段階からサポートしてもらったおかげで、安心して段取りが出来ました。本来なら引っ越しや電気・電話といった様々な業者と個別の調整が必要になるところも、当社がお願いした窓口はグッドライフさん一本。営業担当の真名子さんとだけ打ち合わせをしていれば、すべてスムーズに進んでいったんです」(サンユウシビルエンジニアリング担当者・詫間氏)

Point 01
連携のよさでコストカットを果たす
サンユウシビルエンジニアリングは、設計業務を請け負っている会社だ。基本的な設計やレイアウトの要件は、自ら図面に書き出すことができる。グッドライフはその条件を基に、実際の使用にかなう細部の調整やデザイン、関係業者のとりまとめを担当していった。
コンセプトから導き出したデザインは、5プランを提案。設計会社らしいシャープな雰囲気を、シンプルなエントランスで表現した案が採用された。入り口のモニターには常時様々な実績を放映しており、取引先からも好評を得ている。
「お客様からの要望にお応えする為に繁忙期は変則的な働き方をされると伺っていたので、ビル標準のセントラル空調では快適なオフィス環境を保てず、ビルから独立した個別の空調設備が必須でした。実際にオフィスで働かれる方の事を考えた、クライアントからの思いを実現するために、様々な工事を出来るだけコストや手間を省きつつ進めるのも、私たちの大切な仕事。今回は弊社と不動産仲介業者がしっかり連携していた為、賃貸借契約に通常は指定工事で行う個別空調設置工事を、弊社で行えるように変更頂くことができ、工事に関わる費用が減らせました。サーバー室の空調工事を併せて済ませられたのも、コストカットに繋がっています」(グッドライフ営業担当者・真名子氏)。
Point 02
課題を根本的に解決するスペース作り
執務エリアのレイアウトは快適性を重視。いくつものオフィスを生み出してきたグッドライフの知見で、使い勝手のいい導線や余白を考え、プランを固めていく。一般的な会社に比べて書類が多い為、移転に伴ってペーパーレス化も進めた。余分なキャビネットを置かず、紙の収納スペースを限定するなど、具体的な施策もコンサルティングしている。
また、座っている時間が長く、様々な図面を広げなければならない設計業務の性質上、什器のセレクトにも細かな配慮をした。「社員の椅子には、人間工学に基づいて作られた、長時間座っても疲れにくいものを選びました。執務デスクは仕切りや脚がない大型のベンチテーブル。ワゴンと椅子を動かせば、自分のスペースを好きなように確保できます。人が少ない時には広く使えて、図面もらくらく広げられるんです。真名子さんの案内で、納得いくまでショールームを見学でき、良いアイテムが選べました」と、詫間氏。
長く快適に使えるよう、スペースの効率化にも気配りがある。会議室は、可動式のパーテーションで分割。大人数が入る時には、スペースを繋げて、広い空間が作り出せる。スライディングウォールを採用している為、簡単にレイアウトを変えられるのもポイントだ。
オフィスの根底にあるのは、皆が働きやすい環境を作りたいという、社長の確かな想いだ。グッドライフはその思いやりに、デザインやレイアウトを考える際に様々なアイディアで応えている。