眺望と自然光を最大限に取り込むレイアウト。季節の日差しを浴びながら、心地よく働けるオフィス
WORKS62
眺望と自然光を最大限に取り込むレイアウト。季節の日差しを浴びながら、心地よく働けるオフィス
Keywords
Share
京王新線 初台駅から直結。タウンライフ株式会社のオフィスは、新宿オペラシティタワーの40階にある。
移転のきっかけは、3年ほどで社員が2倍近くに増えたことだ。100名以上がワンフロアに収まる物件を探して、このタワーに行きついた。
「レイアウトは、新宿御苑や国立競技場、新宿のオフィス街やスカイツリーを望むこの眺望を活かしてほしいとお願いしました。以前のオフィスは日光があまり入らなかったため、自然光をたくさん取り込むのも要望のひとつでしたね」と、移転プロジェクトを担当したタウンライフの担当者・S氏は語る。
3社コンペのすえ、グッドライフに決めたのはデザインがよかったからだ。スタイリッシュなサインに誘われて足を踏み入れると、天井に木目のルーバーをあしらった開放的なロビーが広がっている。
「やわらかな自然光に合わせて、照明も工夫しました。調光・調色ができるライティングで、TPOによって雰囲気を変えられるのがポイントです。エントランスの壁には飾り棚をつけて小物を飾り、本を積み重ねたようなモチーフを入れて、メディア事業に携わるタウンライフ様らしさを演出しています」(グッドライフのプロジェクトマネージャー・菅原氏)。
Point 01
とことん眺望と自然光にこだわった、細部の工夫
フロアの端に配置された会議室は、壁をガラスにすることで、窓からの自然光を存分に取り入れた。可動式の間仕切りを採用したため、セミナーや懇親会のために広く使ったり、面談やちょっとした会議のために小さく区切ったりと、使い勝手もいい。
「執務室の窓からは既存のブラインドを撤去。透け感のあるロールスクリーンを設置して、とことん眺望と自然光にこだわっています。また、窓際に広く動線を取っていることで、社内を歩くだけでも眺望が楽しめるんです」と、菅原氏は話す。窓際にソファーや小さなテーブルを置いたことで、業務の合間に景色を眺め、リフレッシュしている社員の姿も見られるようになった。「グッドライフさんが日光の入り方まで計算してレイアウトを組んでくださったので、直射日光がまぶしい……なんてトラブルもありません」(S氏)。
もうひとつ、新オフィスが背負っていた使命は社内のコミュニケーション促進だ。部署を横断した交流が生まれるように、島やデスクを分断することはやめた。部署ごとにざっくりとエリアを指定しつつも、8~12人が座れる長いデスクを配置することで、日々の会話を促している。「こちらの想定以上に、社員たちがさまざまなスペースを使って会話している印象です。前オフィスよりぐっと広くなっているものの、動線がすっきりしているからか、距離を感じさせないのもいいですね」(S氏)。
Point 02
パースどおりの仕上がりに驚いた
「最初のプレゼンからすでに、さまざまな視点から見たパースやイメージ動画が盛り込まれていました。もうそこまで考えているんだな、というのがグッドライフさんの第一印象で……実際に出来上がったオフィスは、まさにそのパースどおり。ここまで緻密に計算されていたんだと驚きましたし、プロの技に感動しました。進行中は細かな仕様変更などにも迅速に対応いただき、たいへん助かりましたね」と、S氏は微笑む。
新オフィスへの来客の反応は上々。眺めのいいところで働けるというアドバンテージは、採用にもいい影響を及ぼし始めている。スペースに余裕を持たせているため、今後もある程度の拡張は問題ない。「今後も、ちょっとしたレイアウト変更などでご相談することがあると思います。備品購入なども含めて、引き続きいいご提案をしていただけたら」(S氏)
お客様の声
「私たちがうまく言語化できなかった要望を汲み取って、期待以上のオフィスに仕上げてくれました」(S氏)