小さなタスクもTodoリストで管理し、設計や施工の知識がある担当者にも出席してもらって、疑問はなるべくその場で解消するよう心がけた。「サンプルの質感をチェックしたい時や、図面に書き込みながら調整したい時などは、対面ミーティングにしてくれました。オンラインとオフラインの使い分けがうまかったので、ストレスはなかったです」と、O氏も言う。
新オフィスでは、スタッフが嬉しそうに今日座る席を選ぶ姿が見受けられる。「個人スペースをなくし、オフィス自体は縮小する移転プロジェクトだったにも関わらず、社員から受け入れられたことが嬉しい」と、O氏。その成果は社内でも評価され、移転を仕切ったスタッフが社内表彰を受けた。「今の出社率は10%を切るけれど、状況は変わっていくはず。時代に合わせて、都度ベストなオフィスを考えていきたいですね。グッドライフなら、私たちに合った提案をし続けてくれると期待しています」(O氏)。