執務エリアはそれぞれのデスクを島で配置し、中央に通路を取った。どの席に行くにも無用な遠回りをしないで済むレイアウトだ。機密情報を扱う人事管理部も、コミュニケーションがしやすいように同じエリア内にある。ただし、座席の方向を変えることでパソコンの画面が見えないようにし、機密性を守った。会議室不足は、スペースの兼ね合いで一人用と二人用のテレブースを追加することで解決している。「ブースの近くには、集中して作業ができるテーブルをいくつか設けています。若手社員が資格を取得するため、業務後にこの集中エリアで勉強している姿を見かけるようになりました。落ち着いて勉強できる場になっていたらうれしいです」(IICパートナーズ常務取締役・K氏)。

反対に、休憩や雑談、その延長上の軽いミーティングにも使えるのがリフレッシュスペース。廊下を挟んで区切られた個室のため、執務エリアと干渉することはない。「せっかく壁を立てるのなら、部屋の雰囲気もがらりと変えたほうがみなさんの気分転換になるだろうと、ここは思いきりポップなデザインに仕上げました。大きな柄のクロスを取り入れた、入るだけで気持ちが明るくなる空間です」(グッドライフ・K氏)。とくに好評なのはファミレスブース。打ち合わせだけでなく「休憩中や業務後にはよく溶けている人もいる」という。






