製品の活用イメージを臨場感たっぷりに伝える、ショールーム併設のオフィス
WORKS92
製品の活用イメージを臨場感たっぷりに伝える、ショールーム併設のオフィス
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ポータブル電源やソーラーパネルを販売している株式会社Jackery Japanの新オフィスは、晴海トリトンスクエアにある。製品の活用シーンをわかりやすく伝えるショールームをつくることが、今回の移転の目的だった。グッドライフを選んだ決め手を、プロジェクト担当者のHさんは「最初にいただいたイメージパースを見て、多くの社員がデザインにほれ込みました」と振り返る。
「Jackeryの製品が活躍するのは、キャンプなどのアウトドアや災害時の室内外です。各シーンがイメージしやすいように、ショールームのエリアを分けて、それぞれにリアルな空間をつくりこみました。芝生のカーペットを敷いたり、ウッドデッキ風に床を上げたりしているところはアウトドア。白いタイルのエリアは家庭のなかをイメージしていて、日常的な家電もポータブル電源で動かせることを伝えています」と、グッドライフのプロジェクトマネージャー・小島氏。
ショールーム内には多くのチェアやテーブルを配置し、そこかしこに置かれたバッテリーからパソコンの電源が取れる。天吊りプロジェクターを使えばプレゼンなどにも対応するため、ショールーム内での会議やイベントを通じて、お客様が製品の利便性を体感できる仕組みだ。
Point 01
こだわりのショールームと、使いやすい執務室のメリハリ
コーポレートカラーの黒×オレンジを主体としたエントランスには、空間が暗くなりすぎないよう、正面に光るサインを設置。見学や商談に訪れたお客様を、まず洗練されたムードで出迎える。フロアには他のテナントも複数入居しているため、廊下側から執務室が見えない動線にしているのもポイントだ。
ショールームエリアの奥には会議室があり、両サイドの扉を開くと執務室につながっている。以前のオフィスは3フロアに分かれていたが、移転後はすべての部署を1フロアに収めたため、ぐっとコミュニケーションがしやすくなった。「マーケティングと営業でフロアが違って話しにくい……などのちょっとした不便が解消し、仕事がスムーズになりました。ショールームのテントの中やリフレッシュエリアのソファーなど、好きな場所で仕事ができるのも快適です」と、社員からも好評だ。
「ショールームや会議室などの“見えるところ”には予算を惜しまず、反対に執務室などは状態のいい中古什器をリースするなどして、コストにメリハリをつけました。天井のルーバーなども、デザインを工夫することで見栄えを保ちつつ、部材を減らして不要な費用を削っています」(小島氏)。
Point 02
タイトな工期には、技ありのスケジューリングで対応
とくに懸念事項だったのは、タイトな工期だったという。前オフィスの退去日が早かったうえ、来賓を招く移転セレモニーの日程も決まっていたため、3ヶ月という期限は非常にシビアだった。「退去後すぐ通常業務を始めていただけるように、まずは執務室を先行でつくりました。そしてお引越しが済んだあと、ショールームの工事を始めたのです。業務の妨げにならないよう、平日の作業内容は事前にお伝えし、音や埃が出てしまう工事は土日に回しました」と、小島氏。
「すぐ隣で工事をしているわりにはほとんど音も気になりませんでしたね。厳しいスケジュールだったものの、ちょっとした困りごとや質問にもすぐ対応してくださったので、不安はなかったです」と、H氏は言う。
入居してみないとわからない部分のアフターケアも万全だ。会議室にホワイトボードのシートを貼ったり、執務室に続く扉にもサインをつけたりと、新しいアイディアがすでに複数出てきている。ショールームも製品に合わせてレイアウトや雰囲気を変えながら、Jackery Japanの事業を支えていくだろう。そんなオフィスに、グッドライフは伴走し続ける。
お客様の声
「イメージどおりの内装がどんどん出来上がってきて、すごくワクワクしました!」