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PROJECTS

INTERVIEW

071

コーポレートカラーを印象的に使い、社員のマインドや立ち振る舞いに訴えかけるオフィス

株式会社Jey

https://www.jey.co.jp/

不動産賃貸管理、売買仲介、不動産に関するコンサルティング業務、損害保険及び少額短期保険の代理並びに生命保険の募集に関する業務を行う会社

東京都千代田区|127坪|約30~50名

2024年8月~2025年2月

オフィス移転

株式会社Jeyの新オフィスは、103坪のワンフロア。これまで2拠点に分かれていた全社員をひとところに集め、コミュニケーションを促すのが移転の目的のひとつだった。旧オフィスの2倍以上の広さは「どうつくりこんでいけばいいかわからないような規模感だった」と、Jeyの担当者・S氏は振り返る。
必要な要素として伝えたのは、会議室や執務席の数、コーポレートカラーのグリーン。「そうして上がってきた最初のデザインがすばらしくて、グッドライフさんに決めたんです。拠点と一緒に、社員もちゃんとひとつにまとまれるのだろうかという不安があったなかで『ワンチーム』という移転のコンセプトも提案してくださり、その力強い言葉とデザインにビビビッときました。エントランス、執務エリア、会議室のすべての床にまたがっている緑の円では、みんながつながり、ひとつになって働いていく姿勢が表現されています」(S氏)。依頼から2週間ほどでのタイトな提案スケジュールに、グッドライフ側も営業担当者やデザイナーがワンチームとなってくらいついた。「絵や資料はほぼできあがっているけれどもう一歩踏み込みたいと考え抜き、浮かび上がってきたコンセプトが『ワンチーム』だったんです。魅力を感じていただけてうれしい」と、グッドライフのプロジェクトマネージャー関東谷氏も微笑む。

オフィス内装デザイン 執務室
オフィス内装デザイン 執務室

POINT : 01

工夫の詰まったエントランスに、社員から愛される“寿司カウンター”

Jeyがあるフロアでエレベーターを降りると、グリーンと鍵のサインが目に飛び込んでくる。「正面にある防火扉の印象を薄めるため、シートや社名サインをうまく取り入れました。子会社や屋号が増えていく可能性を踏まえ、社名はマグネットのブロックでフレキシブルに調整できるようにしたのもポイントです」と、グッドライフのプロジェクトマネージャー・関東谷氏。この地に根差して事業を営んでいく意気込みを示すため、千代田区周辺の地図もあしらった。会議室に続く壁にはガラスを多く使い、解放感を演出。奥へ進んでいくにつれ、細くなる通路もポイントだ。執務エリアを広く確保しつつ、ヌケ感を出すための工夫だという。

エントランス

廊下
執務エリアは、イベント開催や今後の増員にも対応しやすいようキャスター付きの什器を導入。ソファー席やファミレス席にくわえ、デスクワークが多い社員のために腰に優しい椅子を揃え、その日の作業や気分に合わせて選べる環境を作った。部署ごとに空間を区切っていないのは、ワンチーム感を醸成するためだ。空間の中でひときわ存在感を放つのは、窓際のハイカウンター。執務エリアにも何かシンボルになるものをと、オリジナルで作った。「年に数回、社内のイベントで寿司職人を招くと聞いたんです。だから、寿司カウンターがあったら面白いな、と。もちろん日ごろは仕事に使えるので無駄がないし、愛されるエリアになると思いました」(関東谷氏)。

カウンター

POINT : 02

丁寧な見積と打ち合わせに、安心感があった

プロジェクト進行中、Jeyメンバーが驚いたのはグッドライフの丁寧な見積と打ち合わせだったという。「コンペのときから見積の細部までこまかく説明してくださり、金額も松竹梅と複数パターン用意されていたため、相場感がわからないなかでも判断しやすかったですね。そして、いざ具体的な打ち合わせが始まったら、毎回来社してくださって。指差し確認じゃないけれど、いつも口頭できっちり説明してくれるから、安心して進めていけました」と、S氏は言う。

移転後は、予想以上に社員同士のコミュニケーションがぐっと充実した。仕切りのない開放的な空間で、業務上の相談だけでなく、ちょっとした一言のやり取りが増え、全体的に風通しが良くなっている。「移転後の嬉しい変化としては、社員の美意識が高まったことです。視線が交わるレイアウトのオフィスにいるからか、服装や歩き方、お客様をお迎えする立ち振る舞いまで変わりました。なんというか、みんなの背筋がぴっと伸びたように感じます」(S氏)。

会議室

会議室

電球