人数に対してややコンパクトなオフィスを有効活用する為、エントランスのベンチは、座面の下を収納にした。「見える収納を避けたかったので、ベンチ下収納にできませんか?と相談してみたんです。既存製品にいいものがなかったから、オリジナルで制作してもらうことになりました。こういう無理難題をぶつけても、具体的な実行策を考えて形にしてくれるから、楽しかったですね」と、J 氏。社長室のホワイトボードにアイディアを書き留め、コストと折り合いをつける方法をグッドライフが検討しながら、理想のオフィスを作りあげてきたのだ。
執務エリアは、ABW(Activity Based Working)の考え方に基づいて、社員が自由な働き方を実現できるフリーアドレスにした。中心にバーカウンターを入れることで、休憩中のコミュニケーションも促進。窓際には、ゆったりと景色を眺められるカウンターとハイチェアを設置した。「元々のオフィスは、リフレッシュスペースが全くなかったんです。でも、頭を使っていい仕事をするには、オン・オフを切り替えられるサードプレイス的な空間が大切。なので今回は、しっかりとリフレッシュスペースをつくりました」(J 氏)。