オフィス面積は約400坪。こだわりのひとつは、セミナールームだ。「大きな窓から国会議事堂を見下ろせる位置にあり、最大50~60名収容できます。お越しいただいたお客様にも、喜んでいただけているようです」(中村氏)。部屋を2つに区切ることができるよう、防音性が高く、ワンタッチで扱えるスライディングウォールを採用した。電動スクリーン・モニター・音響設備を設置し、スピーカーも部屋ごとに分けられる為、両部屋で別のセミナーを開催することもできる。隣接するテナントへの音漏れにも配慮して、壁の補強も行った。
「執務エリアは、数年後にもっと会社の規模が大きくなった時、オフィス内の壁などを動かさずにどれくらい増員できるかというレイアウト設計図もお出ししました。約80名の増員までは耐えられる予定です」(真名子氏)。数年、数十年先を見越した提案も、グッドライフの得意技だ。
また、什器や壁・床の素材選びにも時間をかけた。オフィス家具メーカーのショールーム、ライブオフィス、素材のショールームに加え、様々なオフィスを視察。イメージの湧きやすい実物展示によって、納得いく選択が出来たという。