そんなエントランスの扉を開けて一歩踏み入れると、最大30名を収容できるオープンスペースが広がる。デスクや椅子を何組か配置するほか、個室も用意しており、使い勝手は抜群。次の部屋は、スタッフたちが働く執務エリアだ。スクール本部としてゆったりと仕事ができるよう、あえてシンプルな床材や什器を採用した。
その奥は、社長室を兼ねた経営企画室。この部屋にもお客様をお通しする為、採光性の高いガラス壁をしつらえつつ、擦り加工で目隠しも忘れない。執務エリアと経営企画室で、人の存在を感じつつ、気が散らない適度な“見え具合” を意識している。
「余計な工事を省く為、全体的に既存の空調や照明を活かすレイアウトを検討しました。コストを抑えつつ、ご要望通りのゾーニングが出来たと思います。また、デッドスペースにロールカーテンを取り付けて、簡易的な収納場所を作ったのもポイント。ソフト事業で荷物の少ないお客様だった為、あえて独立した倉庫を設けず、空間を有効活用したんです」と、グッドライフのプロジェクトマネージャー。
何千もの顧客情報を扱う仕事柄、電子錠などのセキュリティも充実させている。まずは、すべてのご要望を叶えられる高スペックの機器を提案。その後、予算に合わせてグレードを落としながら、必要な機能とコストの両立を叶えていった。