Design Taste -
Natural Simple

CASE STUDY
No.31

コロナ禍での移転も円滑に。出社した社員が快適に働ける環境づくりを追求

Client -

バリューコマース株式会社

450坪/東京都千代田区/2020年11月~2021年5月

バリューコマース株式会社が子会社との統合移転を考え始めたのは、2019年の終わり。その矢先に新型コロナウイルスの感染が拡大し、社業はリモートワークに移行した。オフィスの稼働率がぐっと下がった以上、これまで通りの規模のオフィスは必要ない。数十席の本社機能だけを残す案も出た。しかし、バリューコマースが選んだのは「出社する意味のあるオフィス」。こうした状況であえて出社するスタッフに、オフィスだからこその快適な環境を整えたいというコンセプトを打ち出したのだ。 そのオーダーに対してグッドライフが提案したのは、個人やチームが自らの働く環境を選べる「ABW(Activity Based Working)」に基づいたオフィスだった。「1伝えただけで10理解して、経営陣にも刺さる提案をしてくれました。具体的な図面やパースでイメージしやすくしてくれたのも、他社にはない魅力でしたね」と、バリューコマース株式会社・プロジェクトチームの K氏は振り返る。

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固定席はゼロ。それでも、社員全員が心地よく働けるように

社内はなるべく壁を立てず、低いキャビネットなどを使っていくつかのエリアに分けた。ひとりでデスクワークに没頭できる「こもる」エリアや、快適にテレカンしながら作業もできる「ひらめく」エリア、軽いミーティングやブレストにぴったりの「まとまる」「見つける」エリアなどを、社員がその日の仕事に合わせて選ぶ。作業に集中している人の隣で大声の会議が行われる、といったこともない。「300席の固定席はすべてなくしましたが、その分、社員が好きな環境を選べるように力を尽くしています。背もたれが高くておこもり感のある椅子に、航空機のファーストクラスを連想させるようなリクライニングチェア、昇降デスク、腰に優しいバランスチェア……など、様々な什器を取り入れているんです」と、バリューコマースのO氏。

奥の壁には企業ロゴをあしらった、フォトスペースもある。「エントランスがグループ会社との総合受付になっているため、情報発信に使うための当社らしいスペースが必要でした。デザイナーの役員が案を出し、ベストなサイズ感や施工の方法をグッドライフが考えてくれたんです」(K氏)。グッドライフのプロジェクトマネージャー・関東谷氏は「人間が立ってみた時、座ってみた時などのシミュレーションを繰り返して、一番綺麗に感じられる大きさで仕上げました。ブラインドからの直射日光が当たるため、時間が経って劣化することのないよう、シートではなく塗装を選んだのもポイントです」と語る。その他、入口に設けたオフィスコンシェルジュや、芝を引いてキャンプギアを並べたリフレッシュゾーンなど、随所に細かなこだわりが詰まっている。

コロナ禍での移転も、丁寧な進行でスムーズに

「大規模ビルへの入居だったため、物件所有者やビル管理会社、指定施工業者といった様々な関係者を、グッドライフが取りまとめてくれました。コロナ禍のため、定例会議はオンラインで。10名以上の大人数ミーティングを仕切り、丁寧に議事録を残してくれてありがたかったです」(K氏)。小さなタスクもTodoリストで管理し、設計や施工の知識がある担当者にも出席してもらって、疑問はなるべくその場で解消するよう心がけた。「サンプルの質感をチェックしたい時や、図面に書き込みながら調整したい時などは、対面ミーティングにしてくれました。オンラインとオフラインの使い分けがうまかったので、ストレスはなかったです」と、O氏も言う。

新オフィスでは、スタッフが嬉しそうに今日座る席を選ぶ姿が見受けられる。「個人スペースをなくし、オフィス自体は縮小する移転プロジェクトだったにも関わらず、社員から受け入れられたことが嬉しい」と、O氏。その成果は社内でも評価され、移転を仕切ったスタッフが社内表彰を受けた。「今の出社率は10%を切るけれど、状況は変わっていくはず。時代に合わせて、都度ベストなオフィスを考えていきたいですね。グッドライフなら、私たちに合った提案をし続けてくれると期待しています」(O氏)。

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