ワークスタイルの革新を促すオフィスづくり
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アクティオ株式会社の移転は、グループ会社と位置を近づけ、連携を強化することが目的だった。物件の坪数はほとんど変わらない。だが、これまで2フロアに分かれていたオフィスを1フロアにまとめ、手狭だった執務エリアを使いやすく変えたいという、明確な要望もあった。 競合4社のプレゼンテーションによるコンペ。グッドライフの提案は、来客スペースや収納を片側に寄せ、動線に気を配ったプランだ。「執務エリアのレイアウトだけでなく、エントランスのデザイン案がとてもよかったんです。白を基調とし、木目をうまくあしらいながら、コーポレートロゴを印象的に配置してくれて。華美すぎず地味すぎず、お客様にも求職者の方々にも好感度の高いエントランスをつくってくれました」と担当・S氏は語る。ロゴの赤いドットには、創業者の“右肩上がりになるように”という願いがこもっている。壁から天井に向けてドットを配置するデザインで、その精神もしっかりと受け継いだ。 また、コンペでのプレゼン自体も好評だったという。「じつは、1週間前には提案書を仕上げ、10回以上プレゼンの練習をして臨んだんです」と、プロジェクトマネージャーの齋藤氏。その隠れた努力が強く評価されていたことは、本取材ではじめて明らかになった。