Design Taste -
Pop Simple

CASE STUDY
No.7

お客様の立場にたって、必要なことを考える

Client -

株式会社ダーウィンズ

68坪×2+ 78.26坪/東京都千代田区/プロジェクト期間:2016年11月~2017年3月

株式会社ダーウィンズは、千代田区にある本社オフィスのほか、東京営業所、福岡支社、コールセンターを含め、延べ6拠点を有していた。「今回の移転目的は、本社と東京コールセンターを合併すること、そして本社営業部とコールセンターを隣接させる事により、業務の円滑化と専用の来客エリアを拡大、エントランスを広くとり、リクルーティングにも力を入れていきたかった」(代表取締役・後藤氏) 3社の候補からグッドライフを選んだ理由を、担当者のひとりである藤岡氏はこう語る。「何事にもレスポンスが早かった。工事着工から2拠点が絡む複合移転で、計画から実施のタスクをわかりやすく教えてくれたのが助かりました」。 移転に際してポイントとなったのは、まずエントランスだ。訪れる方々がリラックスできるよう、広く開放的なエントランスを創りたいという要望だった。プロジェクトマネージャーの齋藤氏は、石や木などの自然素材が効果的に使われたデザインを提案する。 弓状に湾曲するカウンターには、最もコストをかけた。天井までつながっていない独立式で空間を広く見せられる一方、床面の補強など、施工にかなりのテクニックが必要になる。また、正面に石をあしらっていることも、表裏の荷重の違いから、いっそう設置の難易度を上げた。優れた職人との連携が取れているグッドライフだからこそ、このプランを実現できたといえる。 「実際、現場でお会いした職人さんも、大変厳しそうな人でした」談笑を交えて、責任者である児玉氏は振り返る。 「エントランスパネルの配置も、入口から見て少し右にずらしています。あえてバランスを崩してエリア奥の通路を見せることで、視点をさまざまな部分に誘導でき、開放感をより一層演出しています」(齋藤氏)。

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合理的で心地よいオフィスのための工夫

執務エリアでは、合理的なコールセンターが求められていた。限られたスペースに、どれだけ使いやすく、多くの席を配置できるか。密なやりとりを重ねて、既存什器をうまく活用しながら、スペースと導線の効率化を果たしていく。「導線がよくなったから、管理者がブースを見回る機会が増え、全体の作業効率がアップしたように思います」と、児玉氏の評価。

クライアントの要望に応じてレイアウトを組み立てていくのも、グッドライフの役割だ。今回のオフィスでは会議室を4室つくったが、既存空調の位置をうまく割り当てることができたため、不要な工事の排除と、既存の設備のみを流用し、どの部屋にも空調が行きわたる設計だという。機密事項、テレビ会議が行えるスペースとして、1室はガラスパーテーションの2重構造を用い、遮音性を高めた。

また、当初解約を予定していた別館のリフレッシュエリアは、多くの従業員が利用する事を見据え、約50名が在席できる座席数と、社内イベントを開催できる広いスペースを確保。窓面に隣接するハイカウンタータイプのカフェをイメージした家具から、食事や軽い打合せができるミーティングスタイルも併設し、テーブルや自動販売機、本棚なども、くつろげるゆとりを持って配置されている。

飲食物をこぼしてしまっても掃除がしやすいように、床材に塩ビタイル素材を採用するなど、実際の運用面を含め、コストも重視して設計されている。

深い専門知識に基づく、こまやかなケア

9月に移転が決定してから、すべてが済んだのは半年後。コールセンター業務を極力止めない為、実際の引っ越しは夜間ひと晩で完了させた。「ビル側とのスケジュールや情報のやりとり、交渉術などを含めて、グッドライフの通常の業務の傍ら、たくさんの有益なアドバイスをしてくれました」と、児玉氏は振り返る。

「児玉様、藤岡様と週一回を目安に定例会を開催し、連絡事項や宿題を極力タイムリーに共有させて頂く事がポイントでした。後藤社長の感覚や決断力、投資するべき目標、実際に働かれるマドンナ様(コールセンターの担当者様)の生産性向上、営業を行う本社営業部門の来客へのケアを重視し、ダーウィンズ様の業績に少しでも貢献できるデザインやレイアウト、設備の改善を目標とし、何度もお時間を頂き打合せを重ねました。オフィスが稼働してからが本当の勝負となるので、手を入れるべき部分はまだまだ話し合っていきたいと思います。」(齋藤氏)

代表の後藤氏が評価するのは、齋藤氏の姿勢だ。「まるで社内スタッフのような立ち位置で、こちらの要望に応えてくれました。何を相談しても『NO』と言わず、少しの工夫により実現可能な方法を考えてくれるスタンスは、本当に心強かったです」(株式会社ダーウィンズ代表・後藤氏)。

お客様の視点でさまざまな想定をめぐらせ、プロの知識とこまやかなケアで課題を解決する――そんなグッドライフの在り方が、クライアントの言葉に集約されている。

(取材協力:菅原さくら 撮影協力:㈱アマナ)

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